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香取神道流武道

2016年6月29日 15:45 コメント(0) トラックバック(0)

 

今回は先日行われた日本古くから伝わる武道、香取神道流武道についての教範ロシア語版の出版記念プレゼンテーションについてお届けします。

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宣伝パネル

今回のプレゼンテーションはロシアの地方連盟合気武道・天眞正傳香取神道流によって主催され、弊社7階にて行われました。香取神道流武道とは刀術、両刀、小太刀、薙刀術、槍術、棒術、手裏剣術等に加え古来軍学者や武将たちが学んだ兵法等の総合武術の事でその歴史は古く、始まりは約600年前に遡り、飯篠長威斉家直公を流祖として、後花園天皇の御代より今に至るまで、千葉県香取の地に伝承されているそうです。

今回ロシア語翻訳された本は1941年に出版された杉野嘉男、伊藤菊枝共著<天眞正傳香取神道流武道教範>。著者の一人である杉野嘉男翁先生 (1904-1998) は学生時代に柔道を習い始めその後講道館柔道の創始者である嘉納治五郎 (1860-1938) の弟子となり、22歳の時、後に川崎にある現在の唯心館杉野道場となる講道館柔道修行所を開きました。その後恩師の助言により香取神道流武道の修行を始め体得し、合氣道の前進である皇式を合氣道の開祖である植芝盛平師範 (1883-1969) に師事し、以降その命が尽きるまで国内外で香取神道流武道と合氣道の後進の指導に当たったそうです。

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杉野嘉男翁先生


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ロシア語翻訳された天眞正傳香取神道流武道教範

この<天眞正傳香取神道流武道教範>はソドリソフ・ヤーロスラブ、香取神道流のメンバーの方によりロシア語に翻訳され今回ロシアで出版される事になり、その記念プレゼンテーションの為、日本から杉野嘉男翁先生のご子息である杉野至寛先生樋口勉先生、フランスからアラン・フロケ先生パトリック・アルマン先生がいらっしゃいました。

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杉野至寛先生

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アラン・フロケ先生


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樋口勉先生

各先生が香取神道流武道の歴史や武道のスタイル、杉野嘉男翁先生についてやその指導法等、お弟子さんだからこそ知る杉野嘉男翁先生が剣術指導を行った黒澤明監督の映画 <七人の侍> の撮影当時の事なども話されました。香取神道流武道は戦場の剣術として残っている武道であり、相手よりも瞬間早く斬るという特徴があるらしいのですが、それと同時にいかに戦わずして勝つかという -兵法とは平法である- という事も教えているそうです。これらの話にプレゼンテーション参加者の方々は熱心に耳を傾けており、関心の深さが伺えました。

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サイン会


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記念撮影 前列右から3人目パトリック先生、以降順に杉野先生、アラン先生、樋口先生

貴重なお話しを有難うございました。

 

 


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