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第6回 世界で一番「ビッグマック」の高い国は?
権威あるアメリカの週刊誌「The Economist」が行った調査で、世界の様々な国でマクドナルドのビッグマックがいくらで売られているかを比較した「The Big Mac Index」というデータがある。この世界的にスタンダードな商品を一つの指標として、国の通貨レートとの実質的な比較を行ってみようという試みだ。 「The Big Mac Index」によれば、最も高い通貨はヨーロッパ諸国になり、逆に最も安い通貨はアジア諸国となる。世界中で最も高いビッグマックはノルウェーの40クローン(7.88ドル)で、マクドナルド発祥の地であるアメリカの約2倍である。昨年の調査ではアイスランドが7.44ドルという価格で販売され、1位であったが、今年はその価格が5.97ドルにまで下がった。 最近の指標に入った45の国の中では、中国、マレーシア、タイなどのアジアの国で、最も安くビッグマックを食べることができる。また、これらの国の通貨はドルに対して、最も過小評価を受けているともいえる。ただ、このデータからはっきり言えるのは、地球上のどこでもビッグマックを1.7ドル以下では食べられないということだ。 ロシアについて言えば、ビッグマックは59ルーブル(2.54ドル)で、アメリカの価格よりも3割引で購入することが出来る。もしこのデータがドルレートの決定に用いられれば、レートは16.5ルーブルとなり、中央銀行の公式表示よりも約6ルーブルも低いことになる(2008年7月末現在)。 「The Big Mac Index」はビッグマックが作られる上での材料費や人件費、光熱費、税などの要因を考慮に入れていない。税負担水準のみを考慮に入れれば、ランキングは本質的な変化を受けると思われる。また、購買力平価と実際の通貨レートの差異は埋められていくべきだが、それは長期的な見通しが必要といえる。
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