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第11回 トップマネジャーにとって好ましい国は?
アメリカのコンサルティング会社「Hay Group」の調査したデータによると、経済成長著しい国々で大企業の管理責務を担っているマネジャーはヨーロッパにいる同僚よりも良い生活をしていることが数字に表れた。「Hay Group」が調査したトップマネジャーによる購買力ランキングによると、中東にある企業の責任者は最も高い財政指数を記録し、ロシアも10位以内に入っている。 購買力の計算方法については、その地域の生活費、および税金を考慮し、国内と外国の管理者(社長・部長水準)の平均賃金を基にして算出。アメリカを基準値の100にして、指数表を出している。 2008年度のトップはカタールで、2位、3位にアラブ首長国連邦とサウジアラビア、といった石油産出国が並ぶ。香港(4位)、トルコ(5位)、メキシコ(12位)、中国(17位)などはそういった意味で大健闘といえる。また、先進国の多いヨーロッパで、最も高い順位なのは、オーストリアの15位だった。 先進8カ国と呼ばれる国々はほぼリストの後部であり、ドイツのみが18位にとどまっている。イタリアが32位、フランスは33位、日本は39位、アメリカは41位、カナダは45位、イギリスは47位だ。これは各国の税制による影響が濃いとロシア「Hay Group」代表機関の情報報酬サービス部長イリーナ・チェルノズボワは説明した。 今回、2007年度の調査で22位だったルーマニアがロシアを抜いて8位になった。これは近年におけるルーマニアへの多額の投資資金流入と関係している。また、反対に7位から34位に急落したウクライナについても、現在の経済状況、政治的状況のもとで、顕著に反映されていると思える。
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