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第13回 インターネット広告はどう進化していく?
CNewsが行った2007年のロシアにおけるインターネット広告の市場規模と構造における調査で、興味深い結果が出た。結果分析を始める前に、まずこの調査が正確な売上評価に基づいて出されているものでないことをお断りしておきたい。きちんと情報公開されているのは「RBC」と「Rambler」のみで、「Yandex」と「Begun」も公表はしてはいるが、前者は売上規模の公表のみで、具体的な広告収入及びその構造についてのデータをあきらかにしておらず、後者は昨年の半ばに「Rambler」の一員となったことで、その後の公表にこぎつけている。CNewsではこうした状況を踏まえ、権威ある専門家への質問調査を行い、独自の算出に基づいて指標を出している。また、このランキングにはインターネット企業の全てのビジネスの範囲を表したものではない。なぜなら、いくつかの企業においては広告から得た収入は計算されているが、インターネットサービスからの売り上げが加味されていない。 こうした前置きをさせてもらった上で、ロシアにおけるインターネット広告市場の51.6%がディスプレイ広告(2億690万ドル)、38.9%がコンテクスト広告(1億5560万ドル)、9.3%がその他のインターネット広告(3730万ドル)となっている。市場総額は3億9980万ドルと見積もられている。 一般的に多いと思われているクリック課金式のコンテクスト広告は実際にはディスプレイ広告のシェアには及ばない。CNewsの調査を担当した専門家によれば、外国市場ではこのコンテクスト広告の50%追い上がインターネットマスメディアあるいはその他のインターネット画面に通ずる。このことからも、インターネット企業のための広告とも言える。 また、規模でロシア市場を何倍も上回っている中国市場では、広告主の選考比率はディスプレイ広告を支持することを証明している。IResearchのデータによれば、この国のインターネット広告市場は2007年に75%伸び、14億8千ドルとなった。中国におけるコンテクスト広告の割合は販売の27.3%となっている。 コンテクスト広告を志向している企業において、ディスプレイ広告の効率を認めている。「Yandex」通商部主任アナリスト、アレクセイ・アミリュシェンコの意見によれば、ディスプレイ広告は広い聴衆を獲得することを可能にし、イメージを決定する。「全体として、コンテクストとディスプレイ広告は有効である。目的に応じてこれらを広告主が使い分ける」と、専門家は信じている。 また、今後はコンテクスト広告、ディスプレイ広告の境界線がわからなくなっていくだろうとも予想されている。
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